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DeFiで抑えておくべき用語をまとめてみた【仮想通貨を運用したい初心者向けに分かりやすく解説】

DeFi用語 CRYPTO
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「AMMって何の略?」
「イールドファーミングってどんな意味?」
「APRとAPYの違いは?」

そんな方に向けて。

仮想通貨やブロックチェーン、DeFiを勉強していると横文字ワードがゴロゴロ登場します。
3つ以上続くと、全くチンプンカンプンになりますよね。

ボクも最初は(そして今も)専門用語の意味が分からず、悩まされています。
なので、誰もが理解しやすいよう自分なりに整理してみました。

このページでは初心者向けに、DeFiで抑えておくべき専門用語をメモっていきます。

本記事のメリット
・DeFi関連の用語が分かる
・横文字の意味をしっかり理解できる
・DeFiを始める前の準備が整う
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DeFiで抑えておくべき用語

DEX

仮想通貨を売買できる市場をユーザーに提供している、中央管理者がいない取引所のこと。

Decentralized Exchangeの略で、日本語だと分散型取引所を訳されます。

AMM

自動化が進んだDEXのようなもの。
Automated Market Makers(自動マーケットメーカー)の略で、トークンを配布の役割を自動化することによって、第三者に頼らずとも、自律的に流動性が提供される環境を作り出しています。
(マーケットメーカーとは、資金を市場に提供する参加者のこと)。

イーサリアムブロックチェーン上ではUniswapやSushiSwap。
バイナンスブロックチェーン上ではPancakeSwapなどが代表的。

DeFiではDEXやAMMに紐づく形で、様々なサービスや商品が開発されています。

ステーブルコイン

価格が安定するよう、法定通貨の価値と同等になるよう設計された仮想通貨のこと。
ペッグ通貨とも呼ばれています。

代表的なステーブルコインは、

  • USDT(テザー)
  • USDC(USDコイン)
  • BUSD(バイナンスUSD)
  • UST(テラUSD)

※USDは米ドルのことで、各ステーブルコインの価値は1コインあたり1ドルに固定されています。

これらの通貨は米ドルと常に同じ価格を保っており、ビットコインのような変動の激しさはありません。
(暴落のリスクがない反面、急騰してボロ儲けを狙うことはできない)

「仮想通貨の米ドル」と思っておけば良いでしょう。

SWAP

仮想通貨同士を交換すること。
Exchangeと呼ばれることもあります。

Staking

仮想通貨を保有して、または預けて利息を得る仕組みのこと。

Harvest/Claim

Harvestは「収穫」、Claimは「請求」の意味。
DeFiにおいては、利息として付与された仮想通貨を受け取ること。

Pool

仮想通貨を預けること。
もしくはそのコミュニティや場所のこと。

「仮想通貨をプールする」などと使われることもあります。

流動性

DEXにてスワップ(交換)する際、交換先の仮想通貨が取引所内に存在しています。
逆に該当の仮想通貨が無いと、交換できません。

前者は「流動性がある」、後者は「流動性がない」状態です。

要は、すぐに仮想通貨を交換できるか否かを指します。

例えば、BinanceにBNB(バイナンスコイン)とUSDT(テザーUSD)を預けることを、「BNBとUSDTのプールに対して、流動性を提供する」といったりします。

LPトークン

Liquidity Provider Token。
流動性を提供する際に預ける専用のトークンのこと。

預けた仮想通貨とLPトークンは、1:1の割合で価値が保たれる。
BNBとUSDTのプールに対して預けるLPトークンの中身は、BNBとUSDTの価値が常に同じになっています(BNB:USDT=1:1)

イールドファーミング

Yield Farming。
イールドとは利回りのことで、AMMに流動性を提供して、その対価(利息)を得る一連の流れを指します。

Approve

コインを管理する権利の移譲を承認すること。

元々DEX側は預けられた仮想通貨を管理する権限を持っていません。
よってApproveしない場合、仮想通貨を預けた際にLPトークンを作ることができない状態となっています。
Approveすることで、DEX側で自由に仮想通貨を扱って、LPトークンの作成が可能となります。

APR

Annual Percentage Rate。
複利を考慮しない場合の年間収益率(%)。
元本にのみ利子が付く(単利)年間利回りのこと。

APY

Annual Percentage Yield。
複利を考慮した場合の年間収益率(%)。
「元本+受け取った利子」に対しても利子が付く(複利)年間利回りのこと。

Auto-compounding

自動複利機能。
報酬として受け取った利息のトークンが自動的に元本へ再投資される仕組みのこと。
APYの年利計算となります。

手動で「Harvest」(利息を受け取る)して「Staking」(仮想通貨を預ける)する必要はありません。
(こんな横文字の使い方がややこしくしている要因ですね……)

Vaults

預けられた仮想通貨に対して自動的に複利運用して元本を増やすこと。
Auto-compoundingと同じ仕組みで、Binanceが運営する仮想通貨運用サービス「BNB Vault」が有名です

インパーマネントロス

Impermanent Loss。
2つのLPトークンの価格の比が変わり、AMMによりリバランスされた結果、発生する損失のこと。
複利収入を得る際に発生する損失で、日本語では「変動損失」と訳されます。

TVL

Total Value Locked。
DEXに預けられている資金の総量。

2022年5月28日時点のPancakeSwapのTVLは42.3億ドル、日本で約5,400億円となっています。

レンディング

仮想通貨を借りること。
DEXに自分の仮想通貨を預けると、その価値に相応した一定割合まで仮想通貨を借りられます。

預けた仮想通貨には利息が付き、借りた仮想通貨を更に運用すれば、効率よく年利を得ることが可能です。
ただし、預けた仮想通貨が暴落し、担保割合が一定水準を下回ると、強制清算されるのでリスクはあります。

レンディングは上級者向けとも言えるでしょう。

最後に…

仮想通貨の世界では将来性が高く、現在も非常に注目されているDeFi。

しかしながら、そこまで辿り着くハードルがかなり高く、用語も英語をそのまま用いているため、日本における利用者(=個人投資家)は多くありません。
途中でつまずく人も結構な割合でいるでしょう。

逆にすでに仮想通貨を購入したり、運用したりしている人は、時代の最先端にいるとも言えます。

まずは1つ1つの単語の意味を理解して、少しずつDeFiを学んでいければと思います。

また基本的にはビットコインやイーサリアムが必要になりますが、まずはコインチェックで口座を開設して、仮想通貨を購入してみるのをオススメします。

仮想通貨を保有しているだけでも、資産運用(=DeFiを活用)の一部となりますので。

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