PR

【万事順意】春節の御挨拶 from ミャンマー

バガンでの朝 HALF TIME
記事内に広告が含まれています。

新年快乐!

というわけで、旧暦の正月が明けましたが、世間では新型コロナウィルスの話題で持ちきりです。
以前の投稿で春節期間中の特別運行(春運)について触れた直後に、発症元の中国湖南省武漢市が事実上の封鎖。
中国では「武汉封城」と呼ばれ、人の流れが一番激しい時期に全国の国民が影響を受けています。

中国版LINEのウィチャット(微信/Wechat)のタイムラインでは、友人が帰省中にマスクを着用している画像や、予防方法・対策をまとめた記事が、新年の挨拶より多く投稿されました。
また中国民用航空局は、24日0時以降のフライトに対して無償でキャンセルに応じる旨を発表しています。
2002年頃より発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)に相当する緊急事態となりました。

そんな中、ボクは今、ミャンマーにおります。
1月20日に昆明経由でヤンゴンに到着したため、幸いにも、今回の件による交通規制を受けることはありませんでした。
しかし、世界へ広がりつつある新型コロナウィルスに対して、中国政府は渡航者へ感染予防の徹底を通達。
ミャンマー国内でもマスクを着用した中国人を見かけます。

そして日本政府も湖南省全域を感染危険レベル3に引き上げ、渡航中止の勧告を行いました。
いやはや、いよいよ他人ごとでは無くなってきました。
2月1日に北京へ戻る予定ですが、1週間後にどのような状況に発展しているか予測ができず、正直不安で一杯。
空いた時間に最新情報をチェックしながら、旅行を続けています。

とまぁ、時事ニュースに敏感な今日この頃。
それでも、やっぱり心配事は一旦忘れて、自由な時間を楽しみたい。
なので、ミャンマーの所感をメモっていきます。

第一印象はホスピタリティの高さと、人柄の良さですね。
旅行者と分かるなり、どこでも笑顔+挨拶でお出迎え。
ウェルカム感が伝わります。
ホテルのみならず、小さなレストランや個人商店でも良心的に、フレンドリーに接してくれました。

とある場所では、置き忘れられたスマホを手に取るなり、周りに声を掛けているミャンマー人を目撃。
スマホを無くした時の心境を十分に察していたのでしょう。
懸命になって持ち主を探しています。
そして10分後、心配顔で戻ってきたバックパッカーの元へ、無事返却されました。
困った人に手を差し伸べる姿、非常に温かさを感じます。

また物を買うにも、食事を注文するにも、店員さんは絶妙の距離感を保っています。
文化的なものなのか、宗教的なのなのか、利他の志を強く持っているイメージを受けました。

空港での異様なタクシー呼び込みを除けば、騙される気配は殆どありません。
もちろん、買い物時などでは値段交渉は必要ですが、執拗に高値で売ったり、吹っ掛けてくることはないでしょう。
(そのような状況に遭遇していないだけかもしれませんが…)

まだまだ旅の途中ですが、ミャンマーの好感度はかなり高めです。

タイトルとURLをコピーしました